5.返済遅延や延滞
「個人信用情報照会」では、「今、どれくらい借りているのか」というのがわかると同時に、「過去にきちんと返済していたのか」ということもわかります。過去に返済遅延があった場合、「クレジットブラック」といって、その情報が一定期間登録されます。「借りていたお金をきちんと返済していない」という悪い実績があった場合、「この人は、また返済遅延をするのではないか」と思われてしまいますので、クレジットブラックの場合も融資を断られることがよくあります。たとえば最近は、スマホ購入の際、分割払いにすることが多いものです。これも「割賦販売」になりますので個人信用情報に登録され、もし延滞があれば、クレジットブラックになります。
また、金融機関が創業融資を行う場合、「6ヶ月分の通帳コピー」や、「3ヶ月程度の水道光熱費の返済がわかる資料」の提出を求めます。それらの中身を見て、家賃の返済や水道光熱費の延滞が頻繁にあった場合は、 「お金にルーズな人」と見られてしまいます。金融機関としては、「お金にいいかげんな人」には当然融資しませんので、日頃から支払期日はきちんと守っておくことをお勧めします。